アルファ ロメオ

アルファ ロメオ ラテンの熱い血


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アルファ ロメオ
ラテンの熱い血




GIURIA SPRINT GTA SPIDER VELOCE 2000

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■アグレッシブな大衆スポーツカー

 アルファ ロメオ (Alfa Romeo)は、古くから「コーナリングの
アルファ ロメオ
」と呼ばれ、そのスポーツ性は高く評価されて
います。

 本社は、イタリアのミラノ市にあります。

 かつて、経営危機に陥ったフランス・ダラック社のイタリア工場、
「ダラック・イタリアーナ」をミラノの企業家集団が買収して創立した
A.L.F.A. (Anonima Lombarda Fabbrica Automobili) 即ち「ロン
バルダ自動車製造株式会社」(ロンバルダとは「ロンバルディアの」
の意)がアルファ ロメオ社の発端となります。

 最初に製造した車は「24HP」で、当時としては高性能な車でした。


Vettura 24HP


 さっそくA.L.F.A. 社はこの車を利用して創業1年目にしてレース
活動を始めました。

 そして、1918年にナポリ出身の実業家ニコラ ロメオ (Nicola
Romeo)氏が同社を買収し、ここにアルファ ロメオのブランドが
誕生しました。

 正式な社名は「ニコラ ロメオ技師株式会社」でした。
その後、戦争の混乱の中、国営の会社となります。


企業家であり実業家でもあったニコラ ロメオ


 かつてアルファ ロメオのレース部門のドライバーであったエンツォ・
フェラーリは後に独立し、フェラーリ社を設立しました。

 彼が自分の車でアルファ ロメオに勝利したときに、「私は自分の
母親を殺してしまった」と語ったという話は、あまりにも有名です。



1919年の宣伝ポスター


1951年製レーシングカー 159

 1954年には、名車「ジュリエッタ」シリーズがデビューします。

 エンジンはアルファの伝統によりDOHCで、1300CCの小排気
量から最高時速160キロを記録しました。

 この高性能な「ジュリエッタ」は、レースで大活躍をしますが、
ファミリーカーとしても大成功をおさめました。


ジュリエッタ スプリント 1954年


 1962年、本社がミラノ市郊外のアレーゼへと移されます。
そして、アルファでもっとも有名な「ジュリア」シリーズがデビュー
しました。


ジュリア 1600TI

 この車も、DOHCエンジン、5速ミッション、4輪ディスク・ブレーキ
の採用によって、高性能を誇りました。ジゥジアーロがデザインした
美しいボディの2ドアモデルは、今でもファンを魅了し続けています。

 「アルファ ロメオ」と聞けば、まず最初に、このジュリア・クーペを
思い出す人は、たくさんいると思います。



 「ジュリア」シリーズの、派生モデルである「スパイダー」は、
ダスティン・ホフマン主演の映画「卒業」にも登場しました。
 このスパイダーは、クーペの生産終了後も、アメリカでの根強い
人気に支えられながら、長期にわたって生産されました。

 1970年代には、小型車「スッド」がデビューします。 「スッド」も
ボディ・デザインは、巨匠ジゥジアーロによるものです。新開発の
コンパクトな水平対向エンジンを採用し、技術・性能面では、たい
へん優秀な車で、後輪駆動のジュリア・シリーズ以上のコーナ
リング性能だったともいわれています。


アルファ スッド


 1972年には、大成功を収めた「ジュリア」に続いて「アルフェ
ッタ」が、登場します。アルフェッタは、レース・カーなみの高度な
メカニズムをもち、DOHCエンジン、ド・ディオンタイプ・サスペン
ション、インボードタイプ・リア・ディスクブレーキ、重量配分を考慮
してミッションを駆動輪である後輪側に配置するトランス・アクスル・
タイプのドライブ・トレーンなどが、ごく普通のセダンに惜しみもなく
採用されました。


アルフェッタ GT


 1984年には、日産自動車と提携し、合弁会社「A.R.N.A.
(AlfaRomeo and Nissan Automobili)」を設立しました。これにより、
アルファ ロメオ社は、日本メーカーの持つ最先端の生産方式と
品質管理について、多くのことを学びます。

 1986年、イタリア政府がアルファ ロメオ社の株の売却を決定し、
フィアット社が引き受けることになりました。

 その後「155」、「スパイダー/GTV」、「145」と「146」、「166」が、
次々とデビューし、厳密な品質管理により信頼性が格段に向上し
ました。

 そして1997年、「156」がデビューします。その優美なスタイルと
卓越した高性能から1998年度のアルファ ロメオとしては初めての
ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得します。

 そして156は、世界の市場で大好評を得ることになります。
さらに2000年に発表された「147」も2001年度のカー・オブ・ザ・
イヤーに輝きました。

 そのほかV型8気筒エンジン搭載の「ブレラ」、156のモデル・
チェンジである「159」が発表されています。



アルファ スパイダー


156

ブレラ

8C コンペティツィオーネ


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アルファ ロメオのマークについて
      

 エンブレムは、白地にミラノ市章の赤十字とミラノを支配したヴィスコンティ家の
紋章である、サラセン人を呑み込む大蛇(竜という説もある)を組み合わせたもの
です。

 つまり、昔、人食い蛇を退治したといわれる由緒あるお家柄の紋章なのです。
 そのエンブレムに楯を表現したセンターグリルを組み合わせた、独自のフロント
マスクがアルファ ロメオ車の特徴です。

 「アルファ レーシング」のシンボルである、白地の三角形で囲まれた緑色の
クアドリフォリオ(四つ葉のクローバー)のマークは、1923年、アルファ ロメオの
有名なレーシング・ドライバーであるシヴォッチの車に初めて使われました。
 やがて、このマークは、アルファ ロメオのレース活動にとって、なくてはなら
ない「幸運の四つ葉のクローバ」となります。



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●アルファ ロメオ ジュリア スプリント GTA



アルファ ロメオといえばこのジュリアクーペが有名
ROAD 1/18



 リヤがコンパクトに引き締まった、巨匠ジゥジアーロのデザインによる、この
ノッチバック2ドアクーペは、実用性を大切にしながらも美しくスポ−ティで、
そのデザインの素晴らしさは、時代がすぎて行くほど価値を増して行きます。

 人間にとって美しいものは、進化の波に沈むことはないようです。


小さく引き締まったリヤ

 顧客の嗜好を考えずに、単にデザインのトレンドに振り回されて、それが進化
であり、売れる車作りと思うメーカーの姿勢には閉口します。顧客が全く感動も
しないデザインを押しつけて、それを素敵と思わないと恥をかくような風潮さえ
作り出してしまう現在のカーデザインのあり方に疑問を持っている人も多いと
思います。

 そこまで言わなくても「昔の車は良かった。」とか、「今の車は、どれも欲しい
とは思わない。」と言っている人の多くは、前述のような批判的な意見をお持ち
の方々ではないでしょうか。

 このジュリア・クーペは、その古くても魅力的な車の典型です。
 
 そして、そのメカニズムと性能は、現在でも通用するもので、DOHCエンジン、
4輪ディスクブレーキ、4輪独立懸架のサスペンション、5速ミッションが、ごく
当たり前のように装備されていました。そのポテンシャルの高さが車をより美しく
しています。


実用性が高くバランスの良い設計

 このジュリア・シリーズは、大好評をおさめ1977年まで生産され、シリーズ
での合計総生産台数が21万台を越えました。


魅力的で美しいサイドビュー


                         

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●アルファ ロメオ スパイダー ベローチェ2000



イタリアン・オープンスポーツの定番アルファ ロメオ スパイダー
RICKO 1/18



 フェラーリとおなじデザインスタジオであるピニンファリーナでデザインされた、
この美しいカブリオレ(オープンカー)は、バティスタ・ピニンファリーナが亡く
なった数日後の1966年ジュネーブ・ショーで発表されました。

 発表されて間もないスパイダーの初期型に新しい名前をつけるために、アル
ファ ロメオ社は、ネーミング・コンテストを実施しました。ブレシア在住のジュド
バルド・ トリオンフィという男性が、「デュエット(二重奏)」という2シータにふさ
わしい名前を考えてみごと受賞しました。このときアルファ ロメオのルラーギ
社長は、この受賞者にコンテストの賞品であるスパイダー1600を贈ってい
ます。


ロマンチックなスタイル

 スパイダー1600デュエットの成功は、大西洋をも越え、アメリカ映画のスター
にもなりました。その映画は67年に製作されたマイク ニコルズ監督、ダスティン・
ホフマン主演の大ヒット作『卒業』です。アメリカでは、スパイダー1600デュエット
の「卒業」バージョンも販売されました。

 ボディは、ジュリアがベースとなっていてエンジンもジュリア・スプリントGTV
と同じ1570cc直列4気筒DOHCエンジンが積まれていました。
 その後、ジュリア・シリーズと同じく、1300、1750、2000の各排気量の
エンジンが用意されました。


上手に表現されているDOHCエンジン


 また、インジェクションや、オートマチックミッション、パワーステアリングなど、
時代の進歩に合わせた装備も追加されて行きました。

 アルファ ロメオのデザインは、一般的に個性的で好みが大きく分かれる場合
がありますが、このモデルは、低く長く歴代のカブリオレモデルでも、特に美しく
繊細で芸術性が高いデザインで、デュエットについてはボートのように前後が
絞られた独特のボート・テールと呼ばれるデザインです。

 このデュエットは、その後スパイダーと呼ばれマイナーチェンジを繰り返し
1992年までの長きにわたって生産されました。


  
初期のマイナーチェンジでリヤが切り落とされた
形である「コーダ・トロンカスタイル」となります。

  
エアロパーツをリヤに装備したクワドリフォリオ、
樹脂のバンパやスポイラーが取り付けられました。

  
最終型は、ボディと一体化したバンパにスマートなテールランプとなります。


 
マイナーチェンジを行ったそれぞれのタイプにファンがいて現在でもたくさんの
台数がオーナーによって大切に扱われています。


"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1
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