●フェラーリ F40

創立40周年記念モデルにふさわしいダイナミックなデザイン Burago 1/18
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フェラーリ F40は、1987年にフェラーリが創業40周年を記念するアニ
バーサリー(記念)・モデルとして開発された当時の自動車工学の粋を結集
した名車中の名車です。
F40は、その後に続くより高性能なF50やF60(エンツォ)とは異なる、フェ
ラーリ社にとってある特別な意味を持つ車です。
それは、エンツォ・フェラーリが、90歳を目の前にして自らの末期を悟り、
自分の時代の最後にふさわしい車として当時のあらゆる技術を駆使して作った
車だからです。
そして、F40は、創立40周年となる1987年にデビューし、翌年にエンツォ
は、満足したかのようにその生涯を閉じることとなりました。
つまり、創設者エンツォの関与した最後のフェラーリがF40なのです。
歴代のフェラーリの名車がアルミやグラスファイバーをふんだんに利用して
いたのに対して、フェラーリ F40は、カーボン・ケブラーを多用した新世代の
マシンでした。

ドアを開けると頑丈な構造材があり、それをまたいで乗り込む |
全体的に虚飾を廃したスパルタンなムードでまとめられており、街道を走行
可能なレーシングカーといった作りです。

筋肉の塊(かたまり)のようなサイドビュー |
車の性能を決定するもっとも大きな要素となるエンジンは、排気量2,936cc
で90°V型8気筒DOHC32バルブにインタークーラー付きターボチャージャー
を2基搭載し、7,000回転で478馬力を発生します。

V型8気筒ツインターボの迫力あるエンジン |
その強大なパワーを支える足回りは、定番ともいえるダブル・ウイッシュ
ボーンによる4輪独立懸架であり、4輪ベンチレーテッド・デスクブレーキが
配されます。

フロントには、スペアタイヤが搭載されるだけ |
0→200km/hをわずか12秒でクリヤしてしまう想像を絶する加速力と、
最高速度は、324km/hにも達します。生産台数は、400台限定の予定
でしたが、5年後の92年までの間に1311台が製造されました。
日本での正規販売価格は4500万円でしたが、プレミアが付いて2億円
以上で取り引きされた場合もあったと言われています。
これほどまでにファンを魅了したF40は、今後、数あるフェラーリのモデル
の中でも、歴史に残る名車として君臨し続けることでしょう。
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