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ランボルギーニ
イタリアの猛牛

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■フェルッチオ・ランボルギーニの野望
ランボルギーニは、フェラーリと並ぶイタリアのスーパーカー
メーカーです。正式名称は『アウトモビリ・ランボルギーニSPA』
で、ボローニャ県サンターガタ・ボロニェーゼにあります。
ランボルギーニ社は、もともと農業用トラクターのメーカーでした。
社長のフェルッチオ・ランボルギーニは、大金持ちとなりあこがれの
フェラーリのオーナーとなります。
ある日、車の大好きなランボルギーニは、愛車の問題点をフェラ
ーリ社に伝えますが、冷たくあしらわれました。
一般的に知られている話では、このことから、フェラーリに対抗
きるスポーツカーを作ろうとしてスーパーカーメーカーとしてランボル
ギーニ社が誕生したといわれています。
でも、ランボルギーニが愛車の修理をフェラーリに依頼したところ、
小さな部品がたいへん高価なことに驚き「儲かる商売」と思い自社
でスーパーカーを開発するようになったとの話もあります。
どちらが本当の話か、わかりませんがその後、フェルッチオ・
ランボルギーニは、1962年4月にスポーツカーの会社を創設し
ました。
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ランボルギーニ社の上空を飛ぶ
イタリア空軍アクロバットチーム
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翌年1963年10月のトリノ・ショーでランボルギーニ社の1号車
になる350GTVを発表し、話題を呼びます。

350 GTV
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ランボルギーニのアイデンティティは、「究極の、妥協なき、疑い
なきイタリアン」であり、それはこの初期のモデルからつらぬかれ
ています。
高級スーパーカーの少数生産体制と、トラクター部門のトラブル
から経営が行き詰まりフィアット、イタリア政府、クライスラー傘下
と、その経営の主体が変わりながら1999年にアウディの傘下と
なり、現在に至ります。
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400 GT
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ウラッコ
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シルエット
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ディアブロ
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ガヤルド
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ムルシエラゴ LP640
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カウンタック LP400
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★ランボルギーニのマークについて
ランボルギーニ社のエンブレムは猛牛であることは有名ですが、その由来は
フェルッチオ・ランボルギーニの星座が牡牛座だったからという説と、フェラーリ
の跳ね馬のエンブレムに対抗したという説があります。
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9C%E3
%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%8B"より作成
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●ランボルギーニ ミウラ

ミウラのスタイルは、まるでレーシングカーそのもの
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ランボルギーニでカウンタックと並んで有名なミウラは、1965年、イタリア
のトリノショーでシャシーにエンジンを載せただけのボディの無い状態で衝撃
的にデビューしました。
車名である「ミウラ」の意味は、スペインの闘牛に用いられる最も獰猛(どう
もう)なセビーリャのミウラ牧場で飼育されている、牛の系列を意味しています。
かの有名なパンプローナで行われる牛追い祭でも登場します。
ミウラの車体の構成は、ジオット・ビッザリーニの設計によるV型12気筒
エンジンを、ジャン・パオロ・ダラーラの設計によるシャシーに横置きに搭載
したもので、クランクケースはギアボックスと一体となっていました。

エンジンは、後軸よりかなり前にマウントされる |
翌年の1966年のジュネーブショーで、ベルトーネ社による美しく完成された
デザインのボディを載せミウラは、その全容を公表しました。
さらにいくつかの変更を加えた後、1967年にP400ミウラとして市販されま
した。
このミウラにより、ランボルギーニは世界的に有名なスーパーカー・メーカー
となりました。

美しいサイドのラインと前後のフード、ドアを開けた状態
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当時、ミッドシップのスーパーカーといえば、フェラーリのディーノしか存在
せず、しかもディーノよりもはるかに高出力で、レーシングマシンさながらの
ミウラは、世界中のカーマニアにとって羨望(せんぼう)の的となったのです。
その後、さらに改良が加えられ1968年に370馬力にパワーアップした
P400Sが発表されました。

エンジン上部の放熱を考慮したシェード
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1971年には385馬力まで出力があげられ、その出力を支えるためにリア
タイヤがワイド化され、それに伴いワイド・フェンダーとなりました。このモデル
はP400SVと呼ばれミウラの最終型となりました。
また、ランボルギーニのテスト・ドライバーであるボブ・ウォレスの発案により、
ミウラをベースに、当時のF.I.A.スポーツ・レギュレーションのアペンディックス
J項に順じて製作されたイオタは、たくさんの伝説を生んでいます。
ちなみに「イオタ」とは、アペンディックスJのJをギリシア語読みした発音から
命名したものです。
このミウラのシリーズは、合計765台が生産されましたが、生産台数が少なく、
希少価値の高いスーパーカーとなっています。
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●ランボルギーニ カウンタック

この88年型モデルは、オーバーフェンダーにリヤウイングを装着
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カウンタックは、ミウラを凌駕する次世代のミッドシップ・スーパースポーツ
カーとしてパオロ・スタンツァーニを中心とするスタッフにより開発され、マル
チェロ・ガンディーニのデザインのボディが組み合わせられました。
こうして、1971年のジュネーブショーで、カウンタックLP500がデビューし、
その未来的な洗練されたボディは、世界中に驚きを与えました。

サイドビューは、シャープで独創的 |
市販モデルのLP400が登場したのは約3年後の1974年です。LP400は、
ボディに多数のエアインテークを設けてエンジンの冷却性能を高め、エンジン
は扱いやすい4リッターに設定されました。その後、1978年には改良型のLP
400S、1982年には5リッターのエンジンを搭載したLP500Sを発表してい
ます。

V型12気筒のエンジンを縦に搭載 |

リヤビューもきわめて未来的なデザイン |
さらに、1985年には、フェラーリ・テスタロッサの対抗馬として、5000クアトロ
バルボーレ(5000QV)が登場しました。
エンジンを4バルブ化し、排気量を5200ccまで拡張し、最高出力は、455ps
を誇りました。
ランボルギーニ社の創立25周年にあたる1988年には創立記念モデルで
ある25thアニバーサリーを発売しました。
このモデルは、カウンタックの各モデルの中で最大となる657台が生産され
ました。そして、これががカウンタックの最終モデルとなり、1990年に生産を
終了しました。
その後、後継車種のディアブロにフラッグシップモデルの座を譲り渡しました。
イタリア語である「Countach」は、ピエモンテ地方の方言で「驚き」を表す言葉
です。
なお、「カウンタック」は日本国内でのみ通じる名称で、「クゥンタッチ(クンタッシ)」
が原語にもっとも近い発音です。
また、形式名の「LP」とはエンジンの搭載位置を表現するLongitudinale
Posteriore(後方縦置き)の略です。
よくカウンタックはガルウイングドアであるといわれますが、正しくは、ポップ
アップドアで、正確にはガルウイングドアではありません。

カウンタックのポップアップドアはあまりにも有名 |
後方視界の悪さから、このドアをはね上げ上半身を外に乗り出すようにサイド
ステップに腰をかけ後方を確認ながらバックする方法を「カウンタック・リバース」
と呼びます。
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AB%
E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A6%
E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF"より作成
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●ランボルギーニ ムルシエラゴ

ワイドでダイナミックなデザインのムルシエラゴ
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2001年にランボルギーニ社がアウディ傘下となって初めて発表したマシン
が、ムルシエラゴです。日本では、2002年に市場デビューを果たしています。
前代のディアブロをベースにして、カーボンファイバー製の2mを超えるワイド
ボディにディアブロと同様のV型12気筒DOHC48バルブエンジンをミッド
シップに配置しています。
エンジンの性能は、6.2L(6,200cc)、580馬力/66.3Kg・m、その高性能
エンジンの前方にギヤボックス、後方にリア・ディファレンシャルを配置し、
センターディファレンシャルにビスカスカップリングを組み込み、6速ギアボックス
を介して4輪を駆動します。ムルシエラゴはランボルギーニでは初となる6速
マニュアル4WDとなります。

美しいデザインのシリンダーヘッドカバー |
ドアはカウンタックから好評の跳ね上げ式ガルウイングタイプです。
品質は、アウディのクオリティレベルで仕上げられており操縦性も特筆すべき
ものとなっています。

一目でミッドシップ・マシンとわかるサイドビュー |
リアスポイラーは格納式で、130km/hから半開、220km/h以上で70度の
角度をもって全開となります。またサイドに設けられたエアインテークは低速
状態で必要に応じて開口部が上昇し冷却効率を高めます。
サスペンションは、前後とも電子制御ショックアブソーバーを組み合わせた
ダブル・ウイッシュボーン、タイヤサイズは前245/後335でデュアル・エア
バッグとABSを装備しています。
車名である「ムルシエラゴ」は、伝説の闘牛の名前に由来し、また、スペイン語
で「コウモリ」の意味です。ちなみに、前代の「ディアブロ」は、「悪魔」という意味
です。
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